■ インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング金森 重樹(著)
金森氏が時間もお金もかけて、取得したマーケティングノウハウを解説。ここに書かれている手法をそのままマネしてみるのもいいと思う。ただし、有料のものは、札束を燃やす覚悟でやれ、と。
「札束を燃やす緊張感の中に置かれてこそ、商売への感覚は研ぎ澄まされて成功への道が開けるのです」
それでこそ、単なる机上の空論ではなく、武器となる手法が身に付く。
最近のソフトウェア開発では、「テストファースト」がもてはやされている。これは、目的のプログラムを作る前に、そのテストプログラムを作って、テストすること。知らない人が聞いたら、本末転倒だと思うだろう。ところが、テストを書くことによって、実は目的のプログラムのインターフェイスや機能、つまり仕様が明確になってくる。つまり、テストを書くことは、重要な「設計」の作業であり、設計の精度を上げる作業なのだ。
おそらく、金森氏は、Plan-Do-See というサイクルの中で、このテストファーストのような作業を無意識的にかもしれないが、実行していると思う。通常、Planといえば、必要な要素をピックアップし、それに優先順位をつけ、スケジュールを作ることだが、それに加えてテストファースト的な作業も加える。そして、実行した後の検証を十分に行い、精度の高いマーケッティング手法を組み立てる。この一連のパターンを読みとることができれば、本書の価値はさらに増すだろう。
■ ハイパワー・マーケティングジェイ・エイブラハム (著), 金森 重樹 (翻訳)
書店にはマーケッティング関連の本が、たくさん並んでいるが、その中でも本書は絶対にはずせない一冊だ。一読、二読し、手が届く範囲に置いておく。そういった使い方が本書にはふさわしいと思う。
モノを売るのではなく、「問題の解決策」を売る。シビレる一言。
■ ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのかエイドリアン・J・スライウォツキー (著), 中川 治子 (翻訳)
本書は、金森氏の本ではないが、氏のメルマガで何度も推薦していた本。
カリスマ的なコンサルタントが師となり、一人の青年に23の利益モデルを教授していく。展開としてはよくあるパターンなのだが、内容は素晴らしいの一言。読むのに、熱中して電車で一駅乗り越したことがある。しかも、2度続けて読んだ。こんな本はそうそうない。
間接部門も含めて、利益モデルを意識して発言し、行動する。そんな組織があったら、仕事はどんなに刺激的だろう。
ところで、「デザインパターン」という本はソフトウェア開発者には、大きなインパクトを与えたが、この本で紹介されたパターンも23。23というのは、何かのマジックナンバーなんだろうか。
■ 不動産投資の破壊的成功法 金森 重樹(著)
不動産投資の類書が数ある中で、これほどロジカルに、これほど熱のこもった本は他にはちょっと見あたらない。そして、「不動産投資」と聞いただけで、関係ないや、と本書を読まなかったとしたら、実にもったいない話である。
もし、あなたが家を建てたい、と思っていたら、本書を読むことをすすめたい。住宅ローンというものが、投資という観点からどう見えるのかよくわかる。そして、そこに住宅ローンの別の真実が隠されているのである。
また、もしあなたが会社経営に関わっているなら、担保というのが経営上必要になる場面が出てくるかもしれない。その担保として、不動産投資は重要なポイントになる。その意味で、本書は経営者、あるいはその予備軍の方にもおすすめしたい。
「金森重樹」といえば、クレバーとかクールといった印象を持っているかもしれないが、いやいやどうして、実に熱いハートの持ち主でもある。それは、本書のワンルームマンション投資に関する記述に表れている。「こんなもの、絶対に手を出してはならない」、と断言しているのだ。この業界にある意味ケンカを売っているのだが、ウソはウソだと言い切っているところが、なんとも爽快である。
その他、銀行の融資の実体など、なるほどなぁと思う箇所はたくさんある。そうした情報だけでも役に立つが、実は本書の底流に流れているのは、「リスクを取らないことは危険だ」というテーゼである。このテーゼは、「リスク=危険」と思っている方には、まさにアンチテーゼなのだが、これを理解しているかどうかで、この二極化が進む社会でどっちに行くか決まるような気がする。
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